今月の世界の珈琲(8月)

今月の世界の珈琲(8月)

インドネシア共和国『ジャンボガヨ』

Republik Indonesia

Jumbo Gayo

バランスが取れて飲みやすく

苦みや甘味がまろやかに楽しめる

その奥には、芯の太い味わい

大粒で味覚にもこだわった厳選珈琲

 インドネシア アチェ高地(標高1,400m)クテ・パナン及びウィー・ペサムエリアの約250の農家の原料より厳選されたスクリーンサイズ(豆の大きさ)19以上の大粒で、味覚にもこだわった珈琲豆。苦みとほのかな酸味、甘味のバランスがとれたハイグレードなコーヒーです。

 非常にしっかりとした「旨味」がありますが、すっきりとした飲みごこち。少しイチゴのようなまろやかで甘い香りのあとに、じんわりと口に広がる酸味が特徴です。

Karawa, Democratic Republic of Congo - August 24, 2013: Two Women carrying food (vegetables) on their heads on an unpaved road in rural Congo, province of Equateur. Walking and bicycling is nearly the only way of transportation in the poor regions of Congo.

珈琲の豆のサイズについて

 一概には言えませんが、一般に「大きい豆はしっかりと栄養が行き渡った証」として珈琲豆としてはグレードが高くなります。今回のジャンボガヨも大きい豆の方が優れているパターンです。しかし小粒な豆が単純に劣っているということではなく、例えば標高のかなり高いエリアで栽培されるものは実がギュッと締まり豆も小さくなり、その分 旨味が凝縮されます。珈琲の評価の基準は品種や栽培エリアによって様々です。

一杯の珈琲で世界を旅する

海を越えて 国境を越えて