2017/10/01
ボリビア多民族国「カラママルカ」コーヒー
1952年のボリビア革命で行われた農地改革により、サンタクルス県を中心とした東部の低地地帯で農業開発が進み、コーヒー、大豆、トウキビ、綿花、バナナなどの栽培が始まりました。その後コーヒーはアンデス山脈の北東山麓ラパス県のユンガス地方へと広がり、現在カラナヴィ郡は同国コーヒー生産の95%を占める大産地に成長しています。
「カラママルカ」はカラマ(町の名前)のカントン地区で生産を行う農家団体のグループ名です。それぞれの農家が小規模な農園で収穫した豆を持ち寄って、ひとつの商品として仕上げています。
ペルーとブラジルの間に位置するボリビアは、産地としてはあまり馴染みがありませんが、近年は品質の向上と共に徐々に注目を集めています。程よい酸味とやわらかな苦味をバランス良く仕上げました。そっと貴方に寄り添うようなマイルドな味わいです。